カラー COLOR GRADE

ダイヤモンドの色のグレーディングを示すカラーグレード。

Diamond の頭文字である D からはじまり、N (Very Light Yellow) までが通常のカラーレス系のダイヤモンドのカラーグレードの範疇として定められています。

D-F : Color Less

GH : Very Nearly Color Less

IJ : Nearly Color Less

KLM : Faint Yellow

といった具合に、それぞれのカラーグレードの持つ黄色みを判断することができます。

カルティエさんでは、Hカラーまでのダイヤモンドがセンターストーンに使用され、ティファニーさんではIカラーまでのダイヤモンドがセンターストーンに使用されます。

 

ダイヤモンドのカラーグレーディングは、直接の太陽光ではなく、冬の午前11時に降り注ぐ北側の太陽光線のもとグレーディングされるのが良いとされます。

また、蛍光灯では、ケルビン光温度4800Kのデイライトを使用してグレーディングをするのが適するとされています。

 

各鑑定機関はそれぞれのカラーグレードのダイヤモンドのマスターストーンを所有し、検査石と比較することによってそれのカラーグレードを決定します。

カラーグレードの一つの違いは、ダイヤモンドの大きな価格の差の違いへとつながりますので、ダイヤモンドのカラーグレーディングは非常に重要です。

 

実際のグレーディングは、ダイヤモンドをフェイスダウンにして、カラーペーパー・白い紙の上において検査しますので、お客様が実際にダイヤモンドを購入される際は、決して鑑定機関のグレーディングからダイヤモンドの白さを判断するのではなく、実際に気に入ったダイヤモンドを2つ以上比較して、フェイスアップの白い印象が強いものはどれかを選ばれる事が大切です。

 

同じDカラーのダイヤモンドでも、特に1ctアップの大粒のダイヤモンドになると、フェイスアップの際感じられる白さに違いが出ることは珍しくありません。

item.rakuten.co.jp/bdl-diamonds/201110000695te85412/

こちらは、当店の楽天市場店 BDL で出品しておりますカラーレスのダイヤモンド。

 

 

こちらが、K VVS2 3EXHC という高品質のダイヤモンド。  カラーグレードはKですが、他のグレードが高品質のため、ブリリアンスも白く、美しいダイヤモンドです。

 

お写真からもお分かりいただけますように、こういった無色さの違いが出るのがカラーグレード。

 

やっぱり、カラーレスのダイヤモンドは純白ですよね^-^