カット

唯一の人の手の加わるカットのプロポーション。

1919年に完成したトルコウスキー・アイデアルカット。

58面体のこのラウンドカットのプロポーションは、以来、改良を重ねられ、いまやラウンドカットのダイヤモンドのプロポーションの主流となっています。

そして、GIAによって定められた4Cの基準におけるカットグレードが下記の通りです。

 

Excellent cut 

Very Good cut

Good cut

Fair cut

Poor cut

 

いずれも見た目のプロポーションの美しさのみならず、光学的な観点、ダイヤモンドの屈折率から、いかに光を上に反射させるかということを基に

考えられています。 ※下記の画像が参考です※

 

ガードルを100の値にした場合、Excellent Cut の場合は、テーブル面の大きさが、56%程度と定められており、他のパビリオンファセットの長さ、

クラウン角度、パビリオン角度、などが全てカットグレードに対しての数値の範囲が定められ、その数値に基づいてグレーディングされています。

 

トリプルエクセレントハートキュー ハート&アロー 

EXCELLENT CUT 最高品質のカットのプロポーションです。

さらに、左右対称性:symmetry  表面研磨状態:Polish の評価においても EXCELLENT の評価である最高評価のカットグレードがこちらです。

また、ハート&アロー・ハート&キューピッド と呼ばれる陰影が、特別なスコープでダイヤモンドを観察した際に見られるのが特徴です。↓

実際の輝きの美しさとしては、遠目からでもダイヤモンドが隅々まで輝いており、非常にキメ細やかな端正な煌き感が魅力のカットグレード。実際に見比べた際の輝きの繊細さは格段の差が生まれます。

ベリーグッドカット

EXCELLENT CUT についで上質な Very Good cut 。

ダイヤモンドの美しさを言及するのであれば、こちらのVery Good Cut 以上であれば、端正な煌きを存分にお召し頂けるのがベリーグッドカット。

テーブルのサイズ、クラウン角度、パビリオン角度共に、ダイヤモンドの中の光を逃さずに輝かせる魅力的なカットグレードです。

EXCELLENT CUT の様にキメ細やかで、力強いダイヤモンドの輝きをしっかりと放ちます。